訪日外客数2019年1月の推計値
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日本政府観光局(JNTO)は2月20日、訪日外客数2019年1月の推計値を発表しています。前年同月比7.5%増となり1月としては過去最高を記録。豪州や東南アジアが増加しました。
前年同月で18万人増加
2019年1月の訪日外客数は2,689,400人。昨年1月の2,501,409人から18万人以上増加しました。東アジアからの訪日外客数の割合は77.2%、東南アジアとインドが9.8%、欧米豪が10.1%です。
国別に見ると、この月で高い伸びを示したのはベトナムで28.7%のプラス。ほかにも中国19.3%、豪州16.5%、フィリピン13.5%、米国12.2%、タイ12.1%、ロシア10.7%、台湾10.5%、インド10.2%の伸びを示しました。
これらの地域に英国、フランス、ドイツ、スペインも加えた14市場は、1月として過去最高を記録しています。
各国の需要と情勢
豪州は1月が学校休暇のため旅行需要が高まり、プロモーションなどの効果でスキー需要が過去最高、米国ではクルーズ事業が好調を示しました。
ベトナムを含む東南アジアは雪や温泉など、現地では体験できない冬の旅行商品の販売戦略が成功し、中国や台湾は航空座席供給の増加や旧正月の影響が後押ししています。
一方、この月減少したのは韓国3.0%、香港3.9%。経済の低迷や中国への旅行増加が影響しています。イタリアは6.1%のマイナスで、春のイースター休暇に需要が集中する傾向にあります。
引用:訪日ラボ
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